歓楽街は歓迎だが…ビンラディン殺害作戦従事の米空母が今月末に寄航の香港―米華字メディア

Record China    2011年5月9日(月) 12時37分

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6日、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を水葬した米原子力空母カールビンソンが、今月末に香港に寄航すると米華字メディアが報じた。写真は上海豫園で販売しているオバマ米大統領とビンラディン容疑者を模した記念品。

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2011年5月6日、米華字メディア・多維新聞は、国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を水葬した米原子力空母カールビンソンが、5月末に香港に寄航すると報じた。

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記事によると、中国外交部は米国側からの寄航許可申請をすでに受け取っているとし、通常の手続きと主権の原則に則って批准を進めるとしている。これにより香港がテロの目標になるとの懸念に対しては、香港特区政府の曾偉雄(アンディ・ツァン)警務処長が、ふさわしい安全確保措置をとると表明、過度に恐れる必要はないと呼びかけた。

香港に寄航した米兵は湾仔(ワンチャイ)の酒場街で気晴らしをするのを習慣としていることから、同地区の関係者らは「商売に好影響」と期待しており、テロの脅威に対する不安はないという。香港金山バーの経営者は、ビールを特に好む米兵の寄航が実現したなら、各バーはビールの仕入れを通常の2倍にすると予測、売上も2割程度は上がると期待する。売上3〜4割上昇を見込むバーもあるという。

香港警察当局は中国外交部からの通知はまだ受け取っていないとしているが、寄航が正式に決まれば、空母と船員7000人の安全確保に全力で当たると強調している。(翻訳・編集/津野尾)

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