海外在住中国人による「代理購入」、重要な収入源に=競争過多とリスク要因の増加も―英華字紙

Record China    2011年5月9日(月) 8時51分

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7日、ぜいたく品からiPad2、そして粉ミルクに至るまで、代理購入業が海外在住中国人のお金儲けの重要な手段になっている。写真は英国の3大百貨店の1つSelfridgeで買い物をする人々。

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2011年5月7日、英華字紙・華聞週刊によると、ぜいたく品からiPad2、そして粉ミルクに至るまで、代理購入業が海外在住中国人のお金儲けの重要な手段になっている。中国新聞網が伝えた。

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英国に住む中国人が本土の中国人を対象に代理購入する商品は大きく分けて3種類。ぜいたく品、ハイストリートなど英国特有のブランド品、そして粉ミルクや化粧品などの生活必需品だ。「代理購入業」はもともと米国でさかんだが、近年の英国通貨ポンド安により英国でも需要が高まっているという。

しかし、免税限度額の大幅引き下げなど中国政府による個人輸入の規制策や競争過多などにより、代理購入業者のリスクも高くなっている。関税を避けるために専門業者に依頼して、香港に迂回して深センから入るルートをとる業者や個人が多いが、中国政府がこれを放置しておくはずがなく、「更に厳格な規制策が施行されるのも時間の問題」との声も上がっている。

競争過多から代理購入は非常に薄利となっており、その弊害もすでに出ている。中国国内だけでなく、海外から中国人が発送するこうした代理購入品にもニセモノが出現していると記事は指摘。中国国内で、ブランド粉ミルクの空き缶を高額で買い取る人々も現れているという。(翻訳・編集/津野尾)

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