2011年5月1日（米国時間）、オバマ米大統領はテレビ演説を行い、アルカイダ指導者のビンラディン容疑者の殺害に成功したと公表した。2日、中国新聞網が伝えた。

【その他の写真】

ビンラディン容疑者の殺害成功は米国が遂行する反テロ戦争における大きな成果になったとオバマ大統領は強調。「正義は達成された」と宣言した。ブッシュ前米大統領は「米国の勝利だ」とたたえた。キャメロン英首相、サルコジ仏大統領もこのニュースを歓迎するなど、世界各国の首脳が肯定的な反応を示した。

一方で、ビンラディン容疑者の死が報復テロの引き金になると警戒する声も上がっている。米国務省は1日、海外を旅行する米国民に対して警報を発令した。日本の北澤俊美防衛相は軍事設備の警戒態勢を強化すると発言した。（翻訳・編集/KT）