英ウィリアム王子の結婚式で儲けた中国商人たち―中国誌

Record China    2011年5月3日(火) 15時11分

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2日、英王室ウィリアム王子&キャサリン妃の世紀の結婚式が世界中を熱狂させたばかりだが、海を超えた製造業大国・中国の嗅覚鋭い商人たちは昨年の婚約発表と同時に金儲けに動いていた。写真は英王室ウィリアム王子の結婚式で使用された中国製の皿。

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2011年5月2日、英王室ウィリアム王子&キャサリン妃の世紀の結婚式が世界中を熱狂させたばかりだが、海を超えた製造業大国・中国の嗅覚鋭い商人たちは昨年の婚約発表と同時に金儲けに動いていた。新金融観察が伝えた。

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昨年11月、ウィリアム王子の婚約発表があった翌日。世界的な卸売市場として有名な浙江省義烏市の雑貨メーカー・名望飾品の周明旺(ジョウ・ミンワン)社長は早くも、キャサリン妃に贈られたダイアナ元妃の形見であるブルーサファイアの婚約指輪のレプリカを自社ホームページに掲載した。

すると間もなく英国のメーカーから引き合いが。「我々は3日以内にサンプルを先方に送りました。とても満足したようです」と周社長。その後、英国から続々とオーダーが入り、4月中旬時点で計20数万個の指輪を出荷した。1個あたりのコストは15元(約187円)で卸値は22元(約274円)、儲けは7元(約87円)になるという。

英王室に直接商品を卸したメーカーもある。レセプションでの食事と引き出物に使用された5種類1万6008点の皿を製造した、中国の三環企業グループだ。昨年4月、欧州のビジネスパートナーを通じて英王室が結婚式用の食器を作らせるメーカーを探しているとの情報を得た。その後、入念な準備を経て3回の選考に参加した結果、世界500社の中から選ばれた。

円形の皿にハート型でくりぬかれたウィリアム王子とキャサリン妃の2ショット写真がプリントされた皿は4月17日に英王室に納められた。同社責任者は詳しい数字は明かせないとしたものの「相当な利益が出たことは間違いない」と話した。(翻訳・編集/NN)

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