2月の震災後に留学生急減、回復めざし新たな招致機構を設置―ニュージーランド

Record China    2011年5月2日(月) 20時17分

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30日、ニュージーランドのクライストチャーチで今年2月に発生した大地震に関連し、同国政府は、同市を去った留学生を呼び戻すため、新たな政府機構を設立することを明らかにした。写真はオタゴ大学。

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2011年4月30日、ニュージーランド南島最大の都市クライストチャーチで今年2月に発生した大地震に関連し、同国政府は、同市を去った留学生を呼び戻すため、これまで存在していた政府下の3つの留学生招致機構を統一し、新たな政府機構を設立することを明らかにした。ニュージーランドの中国語サイト・中国城網の報道を中国新聞社が伝えた。

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新たな留学生招致機構は今年9月の設立を予定しており、「エデュケーション・ニュージーランド・トラスト(ENZ)」という名称になるという。今後は同機構が中心となって海外市場での留学生招致と留学生関連業務を担当していく。

同国のスティーブン・ジョイス高等教育相は「地震発生後、同市の留学生数は急減したが、4月最終週になってようやく好転の兆しが見え始めた」と語る。

同国の教育関連組織が3月に行った調査によると、地震発生前に同市へ留学を予定していた学生のうち、50%以上が同国の他都市へ留学を決めている。ジョイス高等教育相は「多くの招致機関は、クライストチャーチの復興に見通しがついてから同市への留学生招致を行うかどうかを決めようとしている」と見ており、新機構による留学生招致に期待を示している。(翻訳・編集/HA)



   

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