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29日、ジャーナリストの劉逸明氏はブログにエントリー「何が買春客に全裸で逃げ出す勇気を与えたのか」を掲載した。先日、「全裸逃走アクション男」が話題となったが、その背景を分析している。写真は問題の“全裸の逃亡写真”。
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2011年4月29日、ジャーナリストの劉逸明(リウ・イーミン)氏はブログにエントリー「何が買春客に全裸で逃げ出す勇気を与えたのか」を掲載した。以下はその内容。
【その他の写真】
先日、大手ネット掲示板に「全裸逃走アクション男」の写真が掲載され、話題となった。警察の売春施設抜き打ち検査から逃れるため、全裸で壁を下りていくというアクション映画ばりのシーンがネットに公開されたというもの。
中国では性風俗産業はいまだ巨大な市場規模を有しているが、しかし伝統的な道徳観念はこの産業を非合法なものにしている。買春客は単に違法行為であるというばかりか、友人や親戚に知られたくないという理由で必死に逃亡を企てるのだ。
研究者の中には売買春の合法化を唱える声も少なくない。売買春を積極的な社会現象ととらえ、法律は過剰な干渉をやめるべきと呼びかけている。それというのも現行の性風俗産業は腐敗した権力と業者が結託する場所となっており、多くの売春施設は権力者の庇護を受けて摘発を免れるという不正な状態が続いているからだ。
思うに全裸で逃げ出した買春客は自らのイメージに人一倍気を使っていたのだろう。もし不幸にも写真をネットにアップされることがなければ問題はなかったはずだ。もし売買春の合法化がなければ、今後もこうした全裸の逃亡は続くことになるだろう。(翻訳・編集/KT)
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