過去9年で最も強い砂嵐が発生、「空が薄暗くなり、看板が落ちた」―甘粛省

Record China    2011年4月30日(土) 16時1分

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28日、中国・甘粛省で、過去9年で最も強い砂嵐が発生。酒泉市では視界100m以下の極めて強い砂嵐が起き、金塔県などでは秒速25.2mの大風が吹き荒れた。写真は29日、砂嵐が吹き荒れた甘粛省平凉市。

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2011年4月28日、中国・甘粛省で、過去9年で最も強い砂嵐が発生。酒泉市では視界100m以下の極めて強い砂嵐が起き、金塔県などでは秒速25.2mの大風が吹き荒れた。人民網が伝えた。

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砂嵐が発生したのは同日午後6時(日本時間同7時)。酒泉市民の証言によると、日が暮れる前だったが空が突然薄暗くなった。走行中の車はライトをつけて徐行せざるを得なくなり、通りの多くの看板が落下した。同省蘭州中心気象台の張鉄軍(ジャン・ティエジュン)エンジニアによると、今回の砂嵐は過去9年で最も強いもので、同気象台も今年初めて砂嵐のレッド警報を発令した。

このほか、中央気象台の予報によると、28日から北方地域も強風と気温低下に見舞われる。西北の一部地域や南方地域でも砂嵐が吹くおそれ。29日からは中東部で雨が降る確率が高く、一部では大雨になるおそれもあり警戒が必要だという。(翻訳・編集/NN)

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