発展途上国の貧困女性、過去10年で平均身長が縮む―米紙

Record China    2011年4月30日(土) 19時40分

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26日、米紙によると、この10年で一部発展途上国の貧困女性の平均身長が低くなっていることが、ハーバード大学の調査で明らかになった。写真は南京の地下鉄駅に登場した身長を測るための壁画。

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2011年4月26日、米紙ニューヨーク・タイムズによると、この10年で一部発展途上国の貧困女性の平均身長が低くなっていることが、ハーバード大学の調査で明らかになった。27日付で中国新聞網が伝えた。

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調査結果はオンライン科学誌・公共科学図書館(PLoS)に掲載された。調査は世界54の低中所得国の女性36万5000人(25〜49歳)を対象に実施。その結果、セネガルとチャドの女性の身長が最も高く、グアテマラとバングラデシュの女性が最も低かった。

各国とも20%の最富裕層の女性は身長が伸びており、40年代生まれの平均身長156cmに対し、80年代生まれは157cmだった。一方、20%の最貧困層は生まれた年代に関わらず平均身長は154cmだった。最富裕層と最貧困層の差が最も大きかったのはグアテマラとホンジュラスで、反対に差が最も小さかったのはウガンダとエチオピアだった。

身長は子どもの時の栄養状態、病気、貧困の程度が関係しているが、調査対象国のうち、アフリカ14カ国の女性は身長が低くなり、アフリカ・南米21カ国の女性は身長が全く伸びていなかった。(翻訳・編集/NN)

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