「対アフリカ援助は資源目的ではない、友情だ」、中国商務部次官が反論―英メディア

Record China    2011年4月28日(木) 7時50分

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26日、中国商務部の傳自応・副部長は記者会見で、中国の対アフリカ援助は資源目的とする欧米メディアの報道に対し、「全くのでたらめ」と反論した。写真は中国石油化工(シノペック)がスーダンに建設した石油パイプライン。

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2011年4月26日、中国商務部の傳自応(フー・ズーイン)副部長は記者会見で、中国の対アフリカ援助は資源目的だとする欧米メディアの報道に対し、「全くのでたらめ」と反論した。英BBC放送の中国語版ウェブサイトが伝えた。

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傳副部長は中国政府が21日に発表した「中国の対外援助白書」に関する記者会見で、「アフリカ向け援助は純粋に友情によるものだ。アフリカでの建設工事で700人以上の中国人作業員が命を落としている」と強調。さらに、「アフリカから中国に石油を輸出する際は完全に国際貿易の形をとっている。それも輸出全体の30%を占めるのみだ。残りの70%はどの国に行っているのか?なぜ誰もそこに関心を持たないのか?」と述べた。

同副部長はまた、「西側諸国が独立したばかりのアフリカ諸国を見放した時、中国は反対に数万人を送り込み、ケニアとザンビアに道路を建設した。その際、69人の中国人が犠牲になっている」と説明。「ギニア最大の鉱山の所有者は中国人ではない、アフリカを植民地としていた西側国家だ。中国はマリでも道路や橋を建設しているが、マリに資源はない」とした。

「白書」によると、中国の対外援助額の2004年から2009年までの年平均伸び率は29.4%だった。地域別ではアフリカ向けが最大の45.7%を占めている。(翻訳・編集/NN)

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