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26日、江蘇盖力斯汽車科技有限公司(盖力斯)が、世界で初めてメタノール車用燃料ポンプの開発に成功したことが、このほど明らかになった。
2011年4月26日、江蘇盖力斯汽車科技有限公司(盖力斯)が、世界で初めてメタノール車用燃料ポンプの開発に成功したことが、このほど明らかになった。間もなく量産化される見通し。中国の各メディアが伝えた。
メタノールはガソリンの代替燃料として実用化が進められており、中国国家エネルギー局は2020年までにメタノール車2000万台の生産目標を掲げている。しかしメタノールは腐食性が高く、安全に使用できるメタノール車用燃料ポンプの開発が急がれていた。
盖力斯によれば、開発投資額は3000万元で、GMやフォードで20年近い経験を積んだエンジニアを中心に新しい耐腐食性素材を開発。このたび完成したポンプはメタノールのほか、エタノールなどのバイオ燃料車や従来のガソリン車にも対応できる特性を持つ。
現在はメタノールの原料となる石炭を産出する山西省、陝西省、河南省で、メタノール燃料の大型トラックを使った検証実験を行っている。今後は一汽解放が開発する代替燃料車にこのポンプを採用する予定だ。(翻訳・編集/JX)
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