2011年4月25日、中国紙・人民日報（電子版）は、米外交政策専門誌に掲載されたコラムを引用し、「近年の中国は諸外国に対してより強硬な姿勢をとっており、各国は新たな切り口で対中外交を展開しなければならなくなった」と報じられているとした。

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西側諸国が「自信に溢れ、かつ傲慢な態度」ととらえている近年の中国の姿。その主たる背景には、保守派勢力や民族主義思想が高まりつつある国内事情があるとコラムは論じている。同時に、国際社会での地位が存在感を増しており、中国は間断なくその立ち位置を確認する必要があるのだとした。

中国の動きをより正確に予測し、有効な対中政策を打ち立てたいならば、欧米諸国は国際社会各領域における中国の多面的かつ矛盾した態度・行動を理解しなければならないと記事は伝えている。(翻訳・編集/愛玉)