自動車の街デトロイト、中国自動車業界の投資で復活か―米メディア

Record China    2011年4月26日(火) 8時57分

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23日、米CNNは、中国企業の投資によって、かつて「自動車の街」として栄えた米デトロイトが、自動車業界の中心地として復活する可能性があると報じた。写真は上海モーターショーに出品された中国国産車。

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2011年4月23日、米CNNは、中国企業の投資によって、かつて「自動車の街」として栄えた米デトロイトが、自動車業界の中心地として復活する可能性があると報じた。環球網が伝えた。

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開催中の上海モーターショーの会場では、世界最大の自動車市場となった中国への投資計画や中国でのパートナー企業探しなどの話題で、各国自動車メーカーの首脳陣が盛り上がっている。

一方で、ビッグ3の繁栄と共に「自動車の街」として栄えたデトロイトが、これまでの役割を維持し続けられるとは想像しにくい。しかし、一部の中国自動車企業はデトロイトを起点として米国市場進出を計画しており、これをきっかけとしてデトロイトがかつての役割を取り戻せる可能性が出てきた。

北京太平洋世紀汽車系統有限公司も最近デトロイトに進出した中国自動車企業の一つだ。同社はゼネラル・モーターズ(GM)から買収した自動車関連会社と現地に4億5000万ドルを投資する。この会社は現地で数千人の従業員を雇用しているという。

しかし、デトロイトの復活にはいくつかの障害も存在する。現地の労働組合の懸念や米中貿易摩擦、中国企業の海外投資に対する中国政府の態度などだ。

いずれにせよ、資金が再びデトロイトに還流してくれば、「自動車の街」は復活する可能性がある。(翻訳・編集/HA)

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