自己肯定感が最も強いのは中国=日中韓高校生の「心と体」比較―中国紙

Record China    2011年4月21日(木) 15時22分

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19日、日中韓の高校生の心と体の健康状態を比較・研究した報告書が発表された。写真は10年6月、大学受験を控えた広州の高校生。

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2011年4月19日、日中韓の高校生の心と体の健康状態を比較・研究した報告書が発表された。新民晩報が伝えた。

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調査は、上海社会科学院青少年研究所と日本青少年研究所、韓国青少年研究所が合同で昨年10月に実施した。中国は北京、上海、寧夏回族自治区、遼寧省、陝西省、湖南省の6省(市・区)の高校10校の1280人、日本は1113人、韓国は3933人が対象となった。男女比はほぼ半々。

身長は中国の高校生の平均が168.17cm、韓国は167.61cm、日本は164cm。体重は中国58.19kg、韓国59.26kg、日本は56.18kgだった。朝ご飯を食べる割合は、中国と日本は「毎日食べる」が80%を超えたが、韓国は約半数が「食べない」と答えた。また、睡眠時間が「6時間以下」だったのは中国30%、日本46.6%、韓国57.9%だった。

「喫煙を経験したことがある」割合は中国、韓国、日本の順、「女子の喫煙経験」は韓国、中国、日本の順で高かった。初めて喫煙した時期は、中国は「小学生」と「中学2年生」が最多で、日本と韓国は「中2」「中3」が最も多かった。「飲酒経験」は中国が70%近くで最多、日韓はそれぞれ50%程度だった。初めて飲酒した時期も、中国は「小学生」が最も多く、日韓は「中2」から「高1」の間が最も多かった。

体質面では、「病欠したことがない」割合は韓国(71.6%)、日本(53.1%)、中国(45.4%)の順。「常にストレスを感じている」割合も、韓国(47.1%)、日本(32.8%)、中国(16.0%)の順だった。ストレスの原因について、中国は「学習」(62.2%)、「卒業後の進路」(35.4%)、「友人関係」(28.4%)、韓国は「学習」(44.7%)、「両親との関係」(36.9%)、「友人関係」(36.7%)、日本は「学習」(72.3%)、「卒業後の進路」(52.2%)、「両親との関係」(35.8%)だった。

また、「自分は価値のある人間だ」「自分は性格が良い」「自分自身に満足している」など自己に対する肯定感や、「自分は何でもできる」「自分は困難を解決できる」など自分に対する自信では、いずれも中国が日韓より高かった。(翻訳・編集/NN)

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