2011年4月17日、香港の俳優マックス・モク（莫少聡）が今月15日、北京市内で違法薬物所持で現行犯逮捕されていたことが明らかになった。中央社が伝えた。

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中国メディアの報道によると、北京市公安局の朝陽分局は今月15日午後、朝陽区内の高級マンションで違法薬物を所持および使用していたとして、俳優マックス・モクを含む男性3人を逮捕した。マックスの身柄は現在、朝陽支局に拘留されているが、薬物の種類については明らかになっていない。なお今回の逮捕は、近隣住民の通報によるものだという。

1960年生まれで50歳のマックスは、1980年にショウ・ブラザース（邵氏兄弟有限公司）に入社しデビュー。大きな瞳と端正な顔立ちでアイドル俳優として活躍し、88年の主演映画「チャイナ・フィナーレ 清朝・最後の宦官」で、絶大な人気を集めた。90年代にはツイ・ハーク（徐克）監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズで知られ、近年は主にドラマで活躍している。

なお、香港メディアによると、マックスのブログは事件前日の14日に更新されたのが最後で、北京に滞在していることを明かしている。人気俳優のショッキングなニュースは、香港社会を驚かせている。（翻訳・編集/Mathilda）