Record China 2011年4月15日(金) 16時31分
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13日、中国の労働者の健康状態が最も悪いのは製造業界であることが分かった。写真は江西省の乳製品工場。
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2011年4月13日、中国医師協会などが業界別の健康調査「第2回中国都市健康状況大調査」を発表した。労働者の健康状態が最も悪いのは製造業界だった。14日付で中国新聞社が伝えた。
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調査は、中国医師協会や中国医院協会など関連40機関が共同で、北京や上海、広東省などの労働者約15万人に対するアンケート調査と300万件の健康診断データを基に、4カ月をかけて実施した。
その結果、労働者の健康状態に問題のある10業界は、製造、金融、教育、メディア、法律、電子・情報、交通・運輸、広告、セールス、不動産だった。
健康状態が最も悪かった製造業界では、高脂血症(73.8%)、頚椎・腰椎の異常(30.1%)、尿酸値の上昇(30.9%)、肝機能の異常(32.9%)、脂肪肝(27.3%)などの症状が目立った。
調査組織委員会主席の韓小紅(ハン・シャオホン)博士は「製造業界では、約8割が1日8時間以上働き、6割が週休2日を実施できておらず、約7割が疲労を感じている」とし、長時間の労働に加え、休憩やトレーニング不足が健康状態を悪化させていると話した。また、健康に対する意識不足や食生活バランスの欠如、不健康なライフスタイルなども影響していると指摘している。(翻訳・編集/HA)
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