絶滅の危機を逃れたパンダ=今後は質を重んじる「優生優育」に転換へ―中国

Record China    2011年4月15日(金) 8時57分

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12日、中国臥龍国家級自然保護区管理局局長、臥龍パンダ保護研究センター主任の張和民氏は、パンダの人工繁殖は「数の重視」の時代から質を重んじる「優生優育」の時代に転換するとコメントした。写真は2010年8月、生後20日のパンダの赤ちゃん。

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2011年4月12日、中国臥龍国家級自然保護区管理局局長、臥龍パンダ保護研究センター主任の張和民(ジャン・ホーミン)氏は、パンダの人工繁殖は「数の重視」の時代から質を重んじる「優生優育」の時代に転換するとコメントした。13日、北米華字ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。

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一時は絶滅も危惧されていたパンダだが、長年続けられてきた人工繁殖によりその危機を脱した。2010年時点で全世界で飼育されているパンダの頭数は312頭、目標300頭を上回った。

300頭という目標は遺伝学から導き出されたもの。今後100年間、95%の遺伝的多様性を保持できる数だという。今後は数を増やすことを主眼とするのではなく、遺伝的多様性を担保できる優秀な個体を選別し、親としていく方針だ。(翻訳・編集/KT)

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