2011年4月12日、中国新聞網によれば、中国国内で資産額が1000万元（約1億3000万円）を超える富豪の数が96万人に達し、前年調査よりも9．7％増えたことが、ルパート・フーゲワーフ（胡潤）研究院とシンクタンクGroup M Knowledge Center（群邑智庫）の報告書「群邑智庫・2011胡潤資産報告」からわかった。

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報告書によれば、香港・マカオ・台湾を除いた中国の31省・市・自治区に存在する富豪は、10年末の時点で96万人。そのうち、資産額が1億元（約13億円）を超える富豪は6万人で、前年調査よりも9．1％増加。つまり、中国では1400人に1人が資産1000万元を有する富豪だということになる。

富豪が最も多いのは北京市で、資産額1000万元以上が17万人、同1億元以上が約1万人いるという。次いで広東省、上海市と続き、この3省市だけで全体の半数近くを占めているという。（翻訳・編集/岡田）