2011年4月5日までに中国物流購買連合会が発表した3月の中国製造業購買担当者指数（PMI）は、前月比1．2ポイント上昇の53．4%だった。伸び幅は前月を1．2ポイント上回った。青年報などが伝えた。

新規輸出受注指数が0．9ポイント上昇の55．2％と。購入価格指数は1．8ポイント低下の68．3％だった。調査によると、調査対象企業の94％が原材料の購入価格が上昇か前月並みと回答しており、増加幅は縮小したものの、インフレ圧力は拡大している。

中国交通銀行の首席エコノミスト連平氏は「3月のPMI上昇は季節的な要因だ。4月も高めで推移する可能性が大きいが、通年の傾向を示すものではない」と話している。（翻訳・編集/JX）