震災後の日本に広がる「静かな支援の輪」―中国紙

Record China    2011年4月5日(火) 17時50分

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3日、中国紙は「どんなに強くても静かな支えは必要」と題した記事を掲載。震災後、日本国民の心を静かに支え続ける漫画家やアーティストなどの行動を紹介した。写真は2日、池袋東口の宮城ふるさとプラザ前で行われた募金活動。

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2011年4月3日、中国紙・国際先駆導報は「どんなに強くても静かな支えは必要」と題した記事を掲載。震災後、日本国民の心を静かに支え続ける漫画家やアーティストなどの行動を紹介した。以下はその内容。

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震災後、第一線で救援活動をするわけではないが、自分なりのやり方で日本国民を励まし続ける一群がいる。漫画家や作家・俳優・女優・歌手たちだ。彼らは救援のプロではないが、人々の心を癒すことに全力を注いでいる。日本人は強い。だが、強いからといって慰めがいらないわけではない。心の支えは必要だ。

地震後、中国ネットユーザーに絶大な人気を誇る蒼井そらが真っ先に声をあげ、広島でツアー中だった福山雅治も公式サイトでファンに無事を報告。中島美嘉・浜崎あゆみ・宇多田ヒカル・倖田來未らも続々と励ましのメッセージを発信した。浜崎あゆみは地震直後から中国語・英語・フランス語など外国語も交え、被災者支援の情報などを発信。クールなイメージだった歌手のGACKTも基金「SHOW YOUR HEART」を設立、3月16日までに1億1000万円もの義捐金を集めた。

日本の文化産業を牽引する漫画家たちも“オタク”なスタイルを改め、積極的に支援活動に参加。雑誌やネット上に自筆の漫画や応援メッセージを載せ、被災者を励ました。仙台出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンは津波が襲ってきた時、被災地でロケ中だったが高台に逃げたため助かったという。避難所で数日を過ごした後、「“東北魂”東北地方太平洋沖地震義援金口座」を開設し、義援金を募集した。

お笑い芸人の田村淳やマギー審司らも代々木公園前で救援物資の街頭カンパを実施。小倉優子や東尾理子らも駆け付けた。ハリウッドスターの渡辺謙は祖国の震災を知った後、脚本家の小山薫堂と被災者応援メッセージサイトを開設、渡辺が朗読した宮沢賢治の詩などを動画サイトYoutubeから流した。(翻訳・編集/NN)

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