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29日、中国都市部在住の男性で、脂肪肝が最も罹患しやすい病気となっている。1990年代、2000年代生まれの若い世代でも増加しているという。写真はジャンクフードを食べる中国の若者。
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2011年3月29日付の重慶晩報によると、中国都市部在住の男性で、脂肪肝が最も罹患しやすい病気となっている。「80後」と呼ばれる1980年代生まれの世代に顕著だが、1990年代、2000年代生まれの若年層でも脂肪肝が増加しているという。
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中国医師協会が公開した「中国都市部の健康状況に関する大規模調査」によれば、都市部在住の男性に最も多く見られる病気は脂肪肝で、特に大都市では脂肪肝患者の割合が全体の15%にものぼる。
内陸の重慶市でも脂肪肝患者が急増している。同市に初めて脂肪肝治療センターとして設置された新橋医院の専門医によると、同院には年間10万人が健康診断に訪れるが、うち20%が脂肪肝だという。経済的に恵まれ、日ごろ運動をしない人では発病率が50%にも達していると指摘し、最年少では14歳の子供が脂肪肝と診断されたケースもあったという。
重慶市では長年にわたって若い世代から“火鍋(鍋物)”が好まれている。動物性脂肪をたっぷり使ったスープで臓物などをしゃぶしゃぶして食べるこの料理や、ファストフードの普及が脂肪肝の増加につながっているのではないかと、専門医は分析している。(翻訳・編集/岡田)
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