台湾人は中国との統一を恐れるのではなく、むしろ加速させるべき―台湾専門家

Record China    2018年1月15日(月) 23時30分

拡大

15日、中国メディアの澎湃新聞によると、台湾・中国時報電子版に「台湾人は中国との統一を恐れるべきではなく、むしろ加速させるべきだ」とする記事が掲載された。

2018年1月15日、中国メディアの澎湃新聞によると、台湾・中国時報電子版に「台湾人は中国との統一を恐れるべきではなく、むしろ加速させるべきだ」とする記事が掲載された。

記事によると14日、中国時報電子版に「統一は台湾にとって最良の道」と題する記事が掲載された。作者は台湾の政治評論家である黄智賢(ホワン・ジーシエン)氏で、中国大陸と台湾は早く統一すべきだと主張した。以下はその記事の概要。

台湾独立が不可能であることは、陳水扁(チェン・シュイピン)時代にすでに明らかになった。2014年のひまわり運動は、中国との「サービス貿易協定」で中台の融合に抵抗できなくなるため、恐れから出た行動だが、実際には台湾独立の方が恐ろしいことだ。

中国は日増しに強大になっており、台湾経済は中国の支えの上に成り立っている。中国14億の同胞は台湾独立に敵対的で、統一を切実に願っており、これは台湾独立が永遠に成功しないことを保証していると言える。

調査では、62%の台湾人が現状を維持できないのであれば平和統一することが台湾に有利だと回答している。台湾独立を主張しているのはわずか27%だけだ。もし独立に戦争が伴うと質問したら、この数字は1桁になるだろう。本当に戦争になった場合、独立のために戦う人が台湾で100人もいるだろうか。

台湾人は、2016年に蔡英文(ツァイ・インウェン)の「現状維持」に覆われたが、この1年半の蔡英文政権の混乱、権威主義で独裁的なやり方、日米との連携は台湾を戦争へと導いていると言える。

統一は、台湾においては埋もれてしまっているが、この背後には未知に対する恐れ、現状に対する劣等感、中国に関する無知からきている。しかし、台湾の前途に関心のある人は、中台統一こそが台湾の現状を維持する唯一の方法だと分かっている。

中国の態度は終始変わっていない。中国人に対しては自国民として何でも話をつけやすい。しかし外国人に対してはルールに従って対応する。ルールは簡単だ。国土分裂は決して許容しないというものだ。中国は台湾に対して辛抱しているが、それは台湾人を自国民と見なしているからだ。

時機を逸すると、中台情勢はさらに悪化し、台湾はより衰退する。現在の衰退はすでに覆うことのできないほどであり、全面的に崩壊するだろう。それでも将来的に中台は結局統一するが、その時には台湾の尊厳がなくなってしまうだけだ。それで台湾人は統一を恐れる必要はなく、むしろ統一を加速すべきだ。

なぜなら、統一すれば台湾は現状を維持できるだけなく、現状を超えることもできるからだ。中国が全力で台湾の幸福のために努力しないことなどあるだろうか?。台湾人の知恵と能力を中国で発揮できないとどうして言えるだろうか?

われわれは台湾を滅ぼさないために「台湾独立派」に勇敢に対抗しなければならない。統一こそ、台湾にとって最良の道であり、明るい将来が開けるのである。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携