東日本大震災の世界経済への影響は限られている―ゴールドマン・サックス

Record China    2011年3月21日(月) 15時34分

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18日、ゴールドマン・サックスのチーフ・エコノミストのジム・オニール氏は、日本で発生した大地震が世界経済に及ぼす影響は限られているとの見方を示した。写真は16日から上海で開催された2011年上海国際贈答品・インテリア商品展覧会。日本企業も出展した。

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2011年3月18日、ゴールドマン・サックスのチーフ・エコノミストであるジム・オニール氏は、日本で発生した大地震は日本にとって巨大なチャレンジとなるが、世界経済に及ぼす影響は限られているとの見方を示した。20日付で新華網が伝えた。

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オニール氏は、十数年におよぶ日本経済の低迷も、世界経済全体の成長に対して大きな影響はなかったと指摘、今回の地震も日本国内における各分野での損失は巨大になるものの、世界経済全体への影響を過度に懸念する必要はないとの見方だ。

同氏はまた、復興のために大きく輸出に頼らなければならない日本にとって、円相場は極めて重要になると指摘し、G7による共同円売り介入を歓迎する態度を表明した。電力不足による一部製造業の生産停止については、日本経済にとって打撃だが、すべては一時的なもので、永遠の損失などは存在しないと強調した。(翻訳・編集/津野尾)

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