2011年3月19日、台湾で18日に放送された地震チャリティー番組の義援金が、これまでのチャリティー番組の記録義援金を塗り替えた。中央社が伝えた。

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日本で発生した東北太平洋沖大地震を受けて、台湾では18日夜、救援チャリティー番組「相信希望Fight＆Smile」を4時間半にわたって放送。企業や一般市民、人気タレントたちから集まった義援金は7億8854万6555台湾ドル（約21億5000万円）となり、これまでに台湾で放送された歴代チャリティー番組の寄付金記録を塗り替えた。

「相信希望Fight＆Smile」は、中華民国紅十字会、メディアグループの公廣集団、旺旺中時媒体集団が主催。台湾の大手テレビ局などメディア企業30社あまりが協力し、約300人の人気スターやタレントが登場。馬英九総統夫妻も出演し、元サッカー日本代表の中田英寿氏の参加も大きな注目を集めた。

さらに同番組では、インターネット上でチャリティー活動を続行中。ポータルサイト「Yahoo！奇摩」では、人気スターからの提供商品によるチャリティーオークションを開催中で、義援金はさらに増える見込み。中華民国紅十字会では集まったお金について、いち早く被災地へ届ける予定と話している。(翻訳・編集/Mathilda)