2011年3月15日、中国のネット上で日本の有名人の安否情報を求める声が飛び交っている。多くのネットユーザーが自分の知りたい有名人の名前を書き連ね、情報提供を求めている。揚子晩報が伝えた。

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山口百恵、宮崎駿、村上春樹、東野圭吾―。日本で起きた未曽有の大震災を受け、中国のネットユーザーたちは自分の好きな日本の有名人たちの安否に気をもんでいる。公式サイトで安否情報が確認できない有名人もいるが、「便りのないのは良い便り」とするユーザーが多い。

村上春樹氏については、同氏作品の翻訳で知られる林少華（リン・シャオホア）氏が中国紙の取材に対し、村上氏とメールのやり取りをしたことを明かした上で、村上氏夫妻は国外にいて無事だったとコメントしている。また、岩井俊二監督がツイッターで公開したメッセージは日本語で書かれているにも関わらず、多くのユーザーがリツイートした。

東野圭吾氏の安否を心配する声も多いが、ファンの1人は「出張などしていなければ、大阪にお住まいのはず。大阪の方は安全だから大丈夫だと思う」と冷静に指摘。だが、中には「先生にもしものことがあったら、自分も生きていけない！」と混乱するファンも。「先生に今回の震災をテーマに小説を書いてほしい」との要望も聞かれた。（翻訳・編集/NN）