広州市で急増するアフリカ系住民、市民の反応は肯定的―米メディア

Record China    2011年3月13日(日) 16時2分

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10日、広東省広州市で近年アフリカ系住民が急増している、と米メディアが報じた。広州では6〜15万人のアフリカ人が生活しているという。写真は広州のアフリカ人。

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2011年3月10日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版は、広東省広州市で近年アフリカ系住民が急増している、と報じた。

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米カリフォルニア大学の研究によると、中国で最も増加している外国人居住者はアフリカ人で、広州市だけでも6〜15万人のアフリカ系住民が生活している。調査では、6〜7割広州市民が「(広州で)アフリカ人を見たことがある」と回答。ほとんどのアフリカ系住民は一般市民と同じ居住区で生活しており、たくさんの商品を入れた大きな袋を背中にかついでバスに乗り、あちこちの路上でこれを販売しながら生計をたてているという。

アフリカ系住民の多くは高等教育を受けており、英語や仏語はもちろん、広東語や中国語(マンダリン)に精通している人もいるという。8割が男性で、家族と離れて暮らしており、7割が不法入国・不法滞在・不法労働の「3非(『不法』は中国語では『非法』となる)人口」であるため、当局にとっては頭の痛い存在だ。

しかし、彼らと頻繁に接触する市民の多くは、「アフリカ人は清潔で礼儀正しく、広州市の経済にとってプラスになる存在」と肯定的に受けとめていることがわかった。一方で、中国人の52%が「白人の地位が最も高い」と考えており、中国人の69%が「アフリカ人の地位は最も低い」と考えているという。(翻訳・編集/本郷)

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