女性の進出進む中国共産党、注目集まる女性幹部の存在―米華字メディア

Record China    2011年3月10日(木) 17時1分

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8日、中国で「両会」が開催されている中、国際女性デーを迎えた。中国共産党の上層部に占める女性の割合が増え、男女平等に大きな進展が見られている。写真は「両会」の女性委員。

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2011年3月8日、中国が「両会」(全国人民代表大会と政治協商会議)を開催している中、「国際女性デー」を迎えた。中国では共産党の上層部に占める女性の割合が増え、男女平等に大きな進展が見られている。米華字ニュースサイト多維新聞が伝えた。

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米NBCテレビは8日、国際女性デーと中国の「両会」が開かれていることに触れ、中国には過去、清王朝の慈禧(西太后)や隆裕、近現代では宋慶齢ら「宋家の三姉妹」など政治的にも知られた女性がいたが、なぜ人口13億人の中から選び抜かれた人民代表3000人の中には政治的な主導に優れた女性が現れないのかと伝えた。

しかし実際には、現代にも「中国版“鉄の女”」と称される呉儀(ウー・イー)や、毛沢東夫人だった江青(ジアン・チン)といった政治に加わった女性もいる。また現在、女性が中国政府高官に占める割合は40%だが、1995年は33%だった。また、全国の656都市のうち、女性の市長または副市長は670人。各省の現職部長クラスには女性が230人を超え、全体の約10%を占めるなど、女性の進出が著しい。「両会」でも女性の人民代表は21.3%(08年)を占める。1954年の時点ではわずか12%だった。

今年の「両会」でとりわけ注目されている女性は、習近平(シー・ジンピン)国家副主席夫人で軍隊歌手としても有名な彭麗媛(ポン・リーユエン)、元卓球選手の●亜萍(デン・ヤーピン、●は登におおざと)、歌手の韓紅(ハン・ホン)、著名キャスター・楊瀾(ヤン・ラン)ら。(翻訳・編集/岡田)

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