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4日、上海住民より長生きするのは日本など数カ国の人々だけだというのは本当?英紙が上海市の統計に疑問を呈した。写真は広場で身体を鍛える上海住民。
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2011年3月4日、英フィナンシャル・タイムズ中国語版は、「上海人の寿命の長さは?」と題した記事を掲載した。以下はその内容。
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「上海人」と呼ばれる上海住民は、中国で最も裕福な国民だ。上海住民の1人当たり国民総生産(GDP)は2万3000ドルに達し、サウジアラビア国民に匹敵する。2日、上海市は最低賃金基準額を14%引き上げることを発表、同基準額1280元(約1万6000円)とした。
上海住民の平均寿命も長くなり、カナダを抜いたというニュースもある。上海市衛生局が3日に発表した統計では、上海住民の平均余命が09年の81.73歳から82.13歳と大幅な伸びを示したが、これは医療環境の改善、所得の向上などによる医療負担などが理由だと説明されている。
82.13歳といえば、ドイツや英国より2歳以上も長い。さらにスウェーデン、スイス、オーストラリアやカナダをも越えている。上海市の統計が正確ならば(おそらくあり得ないだろうが)、世界中でモナコ、マカオ、シンガポール、日本、ガーンジー島、アンドラ、サンマリノの人々だけが上海住民より長生きすることになる。(翻訳・編集/津野尾)
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