2011年3月3日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・済州（チェジュ）島を訪れていた中国人の団体ツアー客17人のうち9人が集団失踪した。環球網が伝えた。

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済州の出入国管理事務所と地元警察が明らかにした。9人は先月27日、大韓航空880便で北京から済州に入り、今月2日の便で中国に戻る予定だったが、その前日に宿泊先のホテルを出たまま行方が分からなくなっている。

9人のパスポートはガイドの手元に保管されたまま。最初から不法就労が目的だった可能性が高い。携帯電話を持っているが、つながらなくなっているという。ホテルの監視カメラは9人が1日の午前9時30分（現地時間）から12時（同）の間に相次いで外出する姿をとらえていた。

地元警察が現在、9人の行方を追っている。済州島では昨年10月にも中国人団体ツアー客33人が集団で失踪する事件が起きている。（翻訳・編集/NN）