「ネット規制」を批判した前原外相に中国側が笑顔、春の訪中にゴーサインか―英メディア

Record China    2011年3月4日(金) 15時51分

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2月28日、日本と中国の次官級による戦略対話が外務省飯倉公館で開かれた。尖閣諸島沖での衝突事件で冷え切っていた両国関係だが、全面回復に向けた第一歩を踏み出した。写真は1月、中国の海洋監視船「中国海監15」と「中国海監23」の引き渡し式。

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2011年2月28日、日本と中国の次官級による戦略対話が外務省飯倉公館で開かれた。尖閣諸島沖での衝突事件で冷え切っていた両国関係だが、全面回復に向けた第一歩を踏み出した。2日付でニュースサイト・強国網が英メディアの報道として伝えた。

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昼食をはさんだ話し合いは5時間半にも及んだ。両国の次官級による戦略対話は民主党政権では初めて。日本からは佐々江賢一郎外務事務次官、中国からは張志軍(ジャン・ジージュン)外務次官らが出席し、健全で安定した日中関係を推進していくことで合意した。また、双方は前原誠司外相と菅直人首相の訪中時期についても話し合った。

終了後、張外務次官は前原外相と会談し、「日中両国は関係発展のためにともに努力すべき」と述べ、前原外相も「日中関係の強化は双方にとって有益」と応えた。記事は「これは前原外相が中国のネット規制を批判してから、中国側が初めて同外相に見せた笑顔」とし、前原外相の春の訪中に中国側がゴーサインを出した形になったと指摘した。(翻訳・編集/NN)

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