Record China 2011年3月5日(土) 9時32分
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「世界の工場」ではなく、「世界の市場」としての中国が注目を集めるようになった。今や各国は中国人観光客の招致に躍起となっている。しかし中国人の旺盛な消費の背景にはいびつな経済構造が存在している。写真は香港のスーパー。
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2011年3月1日、鳳凰ブログに「中国のいびつな消費が世界の人々を驚かせた」と題した記事が掲載された。「世界の工場」ではなく、「世界の市場」としての中国が注目を集めるようになった。今や各国は中国人観光客の招致に躍起となっている。しかし中国人の旺盛な消費の背景にはいびつな経済構造が存在している。はこの問題をとりあげている。以下はその内容。
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海外でさまざまな商品を買い込む中国人。2020年には世界のブランド品市場の44%は中国人の購入になると予想されている。旅行先で購入するのはなにもブランド品だけではない。
アモイや香港では中国人旅行客が日用品まで買い込み、物価上昇をもたらす現象まで起きている。それというのも中国では輸送コスト、そして間接税が高すぎるため、中国本土で生産した製品も海外で購入したほうが安いという現象が起きているためだ。
また旺盛な消費と言っても、その中には公務員の経費乱用が含まれている。そればかりか、過去30年間に4000人もの汚職官僚が海外に逃亡。約500億元(約6230億円)の資金を持ち出した。その金がもし国内で正当に消費されていれば、その数倍の効果をもたらしたことだろう。いまやこうしたいびつな消費が正常な消費をむしばんでいるのだ。積み重なった問題は、中国の内需をますます空虚なものへと変えている。(翻訳・編集/KT)
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