湖の生態悪化で越冬の危機、「白鳥王国」にハクチョウが飛来しなくなる恐れも―山東省栄成市

Record China    2011年2月28日(月) 10時4分

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26日、「白鳥王国」とたたえられた山東省栄成市で、生態環境の悪化によって飛来するハクチョウに深刻な影響が生じている。

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2011年2月26日、「白鳥王国」とたたえられた山東省栄成市で、生態環境の悪化によって飛来するハクチョウに深刻な影響が生じている。山東商報が伝えた。

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記事によると、同市のスワン湖で冬を越しているハクチョウ約2000羽が、同湖周辺の食物不足で体力が弱まり、同湖を飛び立てない可能性があるという。アジア最大のハクチョウの越冬地冬が、生態環境の変化による危機に瀕している。

毎年3月中旬から4月初旬にかけて、同湖で冬を越したハクチョウは移動を開始するが、目的地までの移動に3週間を要する。黄河の河口などの水源地で水を飲むほか食物がほとんどない中で、冬のあいだに体力をたくわえなければ、移動中に群れから脱落するハクチョウが続出することが懸念されている。脱落したハクチョウは怪我をしたり食物不足で死んでしまうこともあるという。

食物不足は深刻だ。昨年の夏頃から、同湖周辺の農業地の80%が開発のために既に徴用されており、ハクチョウの食物となるフユコムギなどがほとんどない状況だと記事は指摘した。威海市ハクチョウ保護教会では、越冬中のハクチョウに毎日250kgのトウモロコシを与えるなどの措置をとっているが、備蓄量は10日間ほどで底をつくという。(翻訳・編集/津野尾)

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