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25日、綿先物がこのほど再び最高価格を更新したが、主要生産国の在庫量も少なく、価格は今後も上がる見通しが高いという。写真は21日、新疆生産建設兵団の綿花加工工場。
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2011年2月25日、中国でこのほど綿先物が再び最高価格を更新し、紡績業の情勢は楽観的ではないという。中華工商時報が伝えた。
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2010年、綿花価格は高騰、そして下落という大きな値動きを記録した。今年に入り価格は再び大きく上昇。紡績企業ももはや対策がとれない状態となっている。住宅用品紡績業界では中小企業の倒産、合併による大規模化など業界再編につながると見られている。
綿花価格の上昇は第一にインフレによるコモディティー商品高騰の影響を受けたもの。昨年の作付面積が大きく減少したことも影響している。インドや米国など綿花主要生産国の生産量、在庫も低水準で推移しており、今後もさらに価格が上がる可能性がある。
さらに追い打ちとなっているのが、労働コストの上昇。中国各地で最低賃金が引き上げられるなど労働者給与の上昇圧力が高まり、メーカーはコスト増に苦しんでいる。(翻訳・編集/KT)
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