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23日、2006年から行われていた湖沼に関する全国調査によって、中国には現在、1平方キロメートル以上の面積を持つ湖が2693カ所あり、全国土面積の約0.9%を占めていることがわかった。写真は江蘇省にある中国第3の淡水湖・太湖。
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2011年2月23日、現代快報によると、2006年から行われていた湖沼の全国調査によって、中国には現在、1平方キロメートル以上の面積を持つ湖が2693カ所存在することがわかった。
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調査によれば、湖沼数が最も多いのは833カ所を擁するチベット自治区。湖沼の総面積では、チベット自治区、青海省、江蘇省がトップ3。省の面積に占める湖沼面積が最も大きいのは江蘇省だった。しかし、江蘇省では1980年以降の30年間だけで11カ所もの湖が消失していることも判明した。1960〜1980年に行われた調査データと今回のものを比較すると、中国の湖沼面積は全体的に減少しており、243カ所の独立した湖が消滅している。その40%は自然に干上がったものだという。
また、前回調査と比較し、面積が1平方キロメートルを超える湖は中国全土で新たに60カ所も発生していることが判明。気温上昇により湖面の上昇が確認されているが、新たな湖沼が発生しているのもまた気温上昇が原因だと見られている。(翻訳・編集/岡田)
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