英国政府は中国人観光客の招致に本腰を―英紙

Record China    2011年2月23日(水) 10時36分

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17日、英紙は、英国政府は中国人観光客の招致に全力を挙げるべきだと指摘した。英国産業界は中国人観光客の購買力に期待をかけているが、環境が整っていないという。写真は中国・重慶の米国領事館でビザ申請に関する指紋採取の説明をする領事官。

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2011年2月17日、英デイリー・テレグラフ紙は、英国政府は中国人観光客の招致に全力を挙げるべきだと指摘した。英国産業界は中国人観光客の購買力に期待をかけているが、環境が整っていないという。21日付で環球時報が伝えた。

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キャメロン英首相は貿易パートナーシップの強化を狙い、10年11月に4閣僚を含む「英国史上最大」と言われる訪問団を率いて中国を訪問し、英ロールスロイス社の中国東方航空へのエンジン供給など、多くの商談を成立させた。観光分野でも中国人観光客の訪英と消費に期待が掛けられているが、英国は他のEU諸国に比べ中国人観光客の招致に後れを取っている。

英国の入国ビザは手続きが面倒なだけでなく、時間や申請費用でもEU諸国と比べて不利となっている。さらに指紋採取に反発する人も多く、英国への訪問が敬遠されがちだという。またビザの申請書など書類は中国語に翻訳されたものすらなく、英国政府は中国人観光客の招致に本腰を入れるべきだと記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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