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19日、中国紙は、全日空が成田―成都を結ぶ新たな定期便の開設を発表するなど、最近は中国内陸部への進出に意欲的な海外の航空会社が増えていると報じた。写真は全日空の中国線。
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2011年2月19日、中国紙・華夏時報は、全日空が成田―成都を結ぶ新たな定期便の開設を発表するなど、最近は中国内陸部への進出に意欲的な海外の航空会社が増えていると報じた。
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全日空は中国沿海地区の10都市、11空港で日本との定期便を運航しているが、新たな進出先として中国内陸部に焦点をあて、6月から成田―成都の直行便を就航させると発表した。成都から成田へ向かう便はこれが初めて。これまで中国内陸部から成田に向かうには、上海で中国東方航空(MU)か全日空の便に乗り換える方法しかなかった。
韓国のアシアナ航空と大韓航空の2社は、全日空よりも早く中国内陸部に目を付けていた。アシアナ航空の中国―韓国便は毎週195便。中国21都市、29空港から韓国に直行便を飛ばしている。大韓航空も新年の事業計画の柱を中国中部地区への進出としており、武漢、西安、鄭州、済南、昆明などに新たな定期便を開設する計画だ。
こうした動きはアジアの航空会社だけではない。KLMオランダ航空は3月27日からアムステルダム―アモイの直行便を開設する予定であるほか、成都と杭州へも就航している。ドイツのルフトハンザ航空も北京、上海以外に南京便も開通しているが、中国との直行便は今後も随時増やしていきたいとしている。(翻訳・編集/NN)
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