2011年2月13日、世界で最も権威のある音楽賞といわれるグラミー賞の授賞式がに米ロサンゼルスで開催されたが、その授賞式を観覧するツアーが中国で企画された。高額なツアー料金にもかかわらず、5人の中国人がツアーに参加した。北米の華字ニュースサイト・世界日報が16日付で伝えた。

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ツアーに参加したのは映画投資会社に勤務する女性と、ラジオのパーソナリティーをしている女性、プライベートファンド会社を経営している男性とその家族2人の合計5人。ツアーを企画した旅行会社によれば、これは中国初の米グラミー賞授賞式観賞ツアーで、参加費用は1人につき9万9999元（約127万円）。授賞式は専用ボックス席からの観覧となり、このボックス席だけでも3万ドル（約252万円）の費用がかかっているという。

一行は9日に北京から出発し、全行程は10日間。宿泊先は市内中心部のマリオットホテル。有名ショッピング街のメルローズ・アベニューで授賞式に着ていく服を選ぶなどショッピングを楽しんだ。その後もマリブビーチやラスベガスなどで観光やショッピングも計画され、内容も大変豪勢なものだという。

肝心の授賞式だが、「席が遠くてステージがよく見えなかった」「言葉が分かれば存分に楽しめたのに」という感想が挙がっている。（翻訳・編集/岡田）