ケンタッキーの中国での成功、秘訣は現地に合った商品と経営―米紙

Record China    2011年2月18日(金) 17時56分

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16日、ケンタッキーフライドチキンが中国で成功した秘訣は現地に合わせたメニュー構成と経営にあるという。写真は鄭州のケンタッキー。

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2011年2月16日、環球時報によると、米ワシントン・ポスト紙は12日、ケンタッキーフライドチキンが中国で成功した秘訣(ひけつ)は現地に合わせたメニュー構成と経営にあると伝えた。

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ケンタッキーフライドチキン(KFC)は米国本国市場ではマクドナルドに押されているが、中国市場ではKFCが圧倒しており、どの都市に行っても店舗を見かけるほどとなっている。KFCが中国市場でこれほど成功したのは、現地に合わせた経営を心がけているからだという。

KFCが中国市場に参入して24年。「10億人の消費者―中国のビジネス最前線での教訓」の著者であるジェームズ・マグレガー氏によると、他の多くの外国企業が中国進出時に米国あるいは東南アジアの中国系ビジネスパーソンを現地経営者に充てる中、KFCは経営者に中国と同じ言葉を話す台湾人を起用。また、現地の企業と提携して市場の開拓を進めるにあたり、提携先の企業の多くを中国国有企業として事業を展開しやすい環境を整えたことが成功につながったという。

商品も中国人の味覚に合うように試行錯誤が繰り返されてきた。欧米ファーストフードを中華料理とうまく融合させたことが成功につながった。マクドナルドは基本的に欧米と同じ商品を中国でも販売しているが、KFCでは中国風にアレンジした商品も多数そろえている。(翻訳・編集/岡田)

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