中国南車、2010年の地下鉄関連受注額は100億元突破=国内シェアは6割へ―中国

Record China    2011年2月15日(火) 14時26分

拡大

14日、中国最大規模の鉄道車両生産企業・中国南車の2010年度における地下鉄関連受注額が約1450億円に達し、地下鉄市場のシェアが60%を超えた。写真は北京市で開かれた第6回中国国際鉄道技術展覧会に出展した中国南車。

(1 / 4 枚)

2011年2月14日、上海証券報によると、中国最大規模の鉄道車両生産企業・中国南車股フェン公司(以下、中国南車)の2010年度における地下鉄関連受注額が114億5400万元(約1446億円)に達した。同社の地下鉄市場におけるシェアは60%を超えた。

その他の写真

2010年には北京、上海、広州など12都市で18件の入札が行われ、中国南車は初めての受注となる寧波、鄭州、昆明、長沙を含む11路線を落札した。現在までに15都市30路線以上で同社の地下鉄車両が走っている。

同社関係者によると、中国南車傘下の青島四方機車車両股フェン有限公司、南京浦鎮車両廠など3社と合わせて、年間2000両以上の車両製造が可能だという。また、傘下の電気部品製造会社・株州電力機車有限公司とともに新規開発もできるという。先進のアルミニウム合金やステンレス製車両の生産も可能で、高速地下鉄車両も同社の売り。同社のシェアは62%に達している。

世界市場での受注も順調。2010年6月には、インド・ニューデリー市内グルガオンメトロ大量交通輸送公社から15両を受注しており、すでにムンバイやシンガポールへ地下鉄車両の納品を開始、またトルコのリニアモーターカー車両の生産にも取りかかっている。(翻訳・編集/小坂)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携