<レコチャ広場>金総書記の誕生日記念切手に「3匹のサル」、世襲暗示か

Record China    2011年2月15日(火) 13時19分

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8日、北朝鮮の最高指導者、金正日総書記の16日の誕生日を控え、北朝鮮で発行されたサルの絵柄の記念切手が「3世代世襲」を暗示していると中国人ブロガーがブログサイトで指摘した。

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2011年2月8日、北朝鮮の最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記の16日の誕生日を控え、北朝鮮で発行されたサルの絵柄の記念切手が「3世代世襲」を暗示していると中国人ブロガーがブログサイト・環球博客で指摘した。以下はその内容。

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北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、金総書記の誕生日を控え、動物の絵柄の記念切手を発行したと報じた。金総書記が先日、平壌中央動物園を視察したことを記念したものと思われる。切手の絵柄は「ヒツジ」「ハリネズミ」「子ザルを抱いた母ザル」「子ザル2匹をおんぶした母ザル」が含まれる。

そのうち、最も注目に値するのは「子ザル2匹をおんぶした母ザル」だ。これは、金日成(キム・イルソン)主席から金総書記、そして、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委副委員長への3代世襲を暗示しているものではないだろうか。

歴代の革命者は自らをサルに例える人が多かった。例えば、毛沢東(もう・たくとう)元主席が詠んだ詩には「金猴奮起千鈞棒、玉宇澄清萬里埃」(金猴は千鈞の棒を奮い起こし、玉宇は万里の埃を澄み清める)というくだりがある。「金猴」は孫悟空、「千鈞棒」は如意棒の意味だ。

金総書記は芸術に造詣が深く、常識にとらわれない思想の持ち主である。記念切手に何かメッセージが隠されている方が、金総書記のイメージにしっくりくるというものだろう。(翻訳・編集/NN)

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