「おめでた」近し?パンダの団団と圓圓が発情期のピークに―台北市

Record China    2011年2月10日(木) 9時52分
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7日、中国から台湾に送られたつがいのパンダ団団と圓圓に「おめでた」が近づいているようだ。雌の圓圓が発情期のピークを迎え、団団はその姿に興味津々。動物園は大いに期待を寄せる。写真は08年撮影の団団と圓圓。

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2011年2月7日、蘋果日報(アップルデイリー)によると、中国から台湾に送られたつがいのパンダ団団(トゥアントゥアン)と圓圓(ユエンユエン)に「おめでた」が近づいているようだ。雌の圓圓が発情期のピークを迎え、団団はその姿に興味津々。2頭を飼育する台北市立動物園の葉傑生(イエ・ジエション)園長は「7日のうちに、寝室をともにさせる」と語った。

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同園の広報担当者・趙明傑(ジャオ・ミンジエ)氏によると、「圓圓は先月末から食欲の低下を見せるとともに、尻尾を上げるなど発情期の兆候を見せている。昨日もぐるぐると歩き周り、時に声をあげた。こうした圓圓の姿に“刺激”を受け、団団は柵を隔てた場所からじっと見つめていた」という。「絶好の機会。パンダ館は3〜4日閉館する」と加えた。

すでに四川省臥龍パンダ保護研究センターから専門家を招請、彼らはパンダ館の近くを通る園内遊覧列車の経路を変え、落ち葉掃除機の使用をやめ、手作業で掃除するよう指示。これはなるべく騒音を抑え、2頭のムードを破壊しないようにするためだ。

趙氏はさらに、「できる限り自然交配に成功してほしいが、この間に精液の採取も行う予定。人工受精の準備もしなければならない」と語った。(翻訳・編集/小坂)



   

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