2011年2月8日、台湾映画「鶏排英雄」の大ヒットを祝い、ラン・ジェンロン（藍正龍）ら出演者が台北市内の著名寺院・慈祐宮でお礼参りを行った。自由時報が伝えた。

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旧正月の新春映画「鶏排英雄」は、ラン・ジェンロンをはじめ、おかっぱ頭がトレードマークの人気コメディアン・猪哥亮らが出演。台湾語が飛び交うローカル色たっぷりのコメディ作品だ。豪華スターの出演作が出揃った新春映画バトルで、人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）が出演するハリウッド映画「グリーン・ホーネット」に次ぐ第2位の興行成績を獲得している。

「グリーン・ホーネット」は、台湾での累計興行収入が8640万台湾ドル（約2億4000万円）に。これに対し、「鶏排英雄」は同5400万台湾ドル（約1億5000万円）と堂々の健闘。特に、ローカル文化の濃厚な台湾南部でヒットし、「グリーン・ホーネット」に圧勝した都市も出現している。

大ヒットを生んだラン・ジェンロンだが、今春のライバルとなったジェイ・チョウには「とても及ばない」と、いたって謙虚なコメント。しかし、今年2月からは自身がプロデュースする主演映画「電［口那］［口モ］」に着手、先に映画監督デビューしているジェイを追撃することになる。（翻訳・編集/Mathilda）