2011年2月6日、このほど中国国土資源部が発表した統計によると、2010年に中国で地質災害（地すべりや土石流による災害）が3万回以上発生したことがわかった。1年間の地質災害による死亡者数は2246人。新華網が伝えた。

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統計によれば、2010年の地質災害による被害は過去10年間で最悪となり、3万670件、死者2246人、行方不明者は669人と、それぞれ過去最多を記録した。

一方で、地質災害の予防対策事業が進められたことなどによる効果も生じているという。観測所の建設、緊急対応マニュアルの設置、災害警報の普及などにより1166件の地質災害の予防に成功、9万5776人が犠牲を免れたと同統計は指摘している。（翻訳・編集/岡田）