「中国は蚊帳の外」英露石油企業が北極圏の油田開発で合意―中国誌

Record China    2011年2月7日(月) 16時30分

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1月、ロシアのロスネフチと英国のBP、大手石油企業2社は北極圏ロシア領内の石油共同開発で合意し、注目を集めている。各国が北極圏の資源を虎視眈々と狙う中、中国はすでに蚊帳の外に置かれていると中国誌は分析した。写真は四川省の天然ガス・パイプライン。

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2011年1月、ロシアのロスネフチと英国のBP、大手石油企業2社は北極圏ロシア領内の石油共同開発で合意し、注目を集めている。4日、財経国家週刊が伝えた。以下はその抄訳。

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北極圏には化石燃料など豊富な資源が眠っていると推定されている。しかし、その主権や資源がどの国に帰属するかについてはいまだに議論が続いており、米国・ロシア・カナダ・デンマークノルウェーなど北氷洋沿岸の諸国が最も積極的な動きを見せている。2007年にはロシアの深海潜水艇が北極点下部の海底にロシア国旗を立て、話題となった。

ロスネフチは2015年にもボーリングを開始すると発表したが、米国政界からは「安全保障上の脅威だ」との発言も飛び出すなど論議を呼んでいる。中国誌・財経国家週刊は「北極圏の原油をめぐる争いから中国は閉め出された」と指摘。政府が態度を明確にしてこなかったこともあって、分け前に預かることは難しいと指摘した。(翻訳・編集/KT)

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