Google社、中国市場復帰へ動く?―中国メディア

Record China    2011年2月4日(金) 16時55分

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28日、検索エンジン米大手・グーグルのエリック・シュミット最高経営責任者(CEO)がメディアに向けて、グーグルの中国市場復帰を示唆する発言をした。写真は10年12月7日、北京で行われたグーグル創新フォーラム。

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2011年1月28日、検索エンジン米大手・グーグルのエリック・シュミット最高経営責任者(CEO)がメディアに向けて、グーグルの中国市場復帰を示唆する発言をした。IT商業新聞網の30日付の報道。

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シュミットCEOは、「時間の推移とともに、海外業務に注目するようになった」とし、「多方面の業務において、より適切に中国市場に進出できることを望む」とメディアに話し、2010年に撤退した中国市場への回帰をにおわせた。

グーグルは先日、シュミットCEOが退任し、今年4月より共同創業者のラリー・ページ社長が新CEOに就任する人事を発表。シュミット氏は会長職に専念することになるが、この新人事を好機としてグーグルは「中国への態度を改めた」ことを示すとともに、中国市場撤退がもたらしたマイナスを取り戻そうと企図していると見られる。中国通信・IT関連の市場調査会社アナリシス・インターナショナルは、2010年第4四半期の中国サーチエンジン市場について、シェアの75.5%を百度(Baidu)が占めていると発表。一方のグーグルは19.6%で4季連続の落ち込みとしている。

グーグルのスポークスマンであるジェシカ・パウエル氏は、今回の大幅な人事変動について「中国市場へのスタンスを変えるものではない。中国市場での発展については楽観的に見ている」としているが、同社は昨年より、セールス・製品開発・市場管理・人事の各部門や、マネージャークラスからパートタイムまで、ありとあらゆる職位を中国各地で募集している。年末にはパトリック・ピチェットCFO(最高財務責任者)が「我々は中国市場を非常に重視している」とも発言している。(翻訳・編集/岡田)

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