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1日、中国国家審計署は、中国西部の天然ガスを東部にパイプライン輸送する「西気東輸」プロジェクトの第2パイプライン東区間の建設で、競売と品質検査を経ない粗悪な材料が使われるなど、プロジェクト全体に影響を与える問題があったことを明らかにした。
2011年2月1日、中国国家審計署は、中国西部の天然ガスを東部にパイプライン輸送する「西気東輸」プロジェクトの第2パイプライン東区間の建設で、競売と品質検査を経ない粗悪な材料が使われるなど、プロジェクト全体に影響を与える問題があったことを明らかにした。中国の各メディアが伝えた。
調べによると、建設主体である中国石油最大手の中国石油天然気は2009年、競争入札と品質検査を通さずに上海の某企業からパイプラインの素材を採用した。しかし審査の結果、パイプラインの防腐材料の強度が規定値に達しておらず、腐食や損壊を起こしやすいことが分かった。
中国石油天然気は指摘を受けて材料を交換し、関係責任者を処分した。国家審計署は同事業について、他6件の問題を指摘した。
同プロジェクトの投資額は1422億元。総延長は8645キロメートル。2011年末に完成の見通し。(翻訳・編集/JX)
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