大学ビル爆破は成功か失敗か、資源のむだと批判の声も―浙江省杭州市

Record China    2007年1月7日(日) 15時52分

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爆破処理が施された浙江省医科大学の本館ビルは、倒れるときに周囲の建物に破損を生じさせていたことが分かった。また大学が利益を追求して使用年限を過ぎていないビルを倒したむだの大きい行為に、人々の批判が集まっている。

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2007年1月6日、浙江省杭州市の元浙江省医科大学の本館ビルに対して、指定方向爆破が実施された。今回破壊され、取り除かれることになったビルは中国の大学で使われている建物の中で、最も高いビルだという。無事に爆破が済み、この工事は成功といわれた。しかし後になって、爆発時に周囲の建築物が多少破壊されていたことが分かった。

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さらに杭州市民や専門家たちによる、建物爆破に対する批判の声も少なからずあがっている。ビルの使用年限が100年だったにもかかわらず、たった13年で倒されることになったためだ。これは極めて大きなむだと指摘している。話によると、この元浙江省医科大学の本館ビルがあるのは、観光地である西湖に近い場所のため、大学が25億元(約375億円)と引き換えに企業に売却したのだという。

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