孫文の孫娘・孫穗芬さんが台湾で死亡、享年72=交通事故による多臓器不全―中国メディア

Record China    2011年1月31日(月) 11時20分

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29日、元日に交通事故に遭った孫文の孫娘・孫穗芬さんが、入院先の病院で亡くなった。享年72歳。死因は多臓器不全だった。写真は穗芬さん。

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2011年1月29日、中国新聞網によると、1月1日に交通事故に遭った孫文(孫中山)の孫娘・孫穗芬さんが、入院先の病院で亡くなった。享年72。死因は多臓器不全だった。

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記事によると、穗芬さんは29日の現地時間午後2時50分過ぎ、台湾・台北市内の台北新光医院で亡くなった。遺族は社会の関心に感謝を表すとともに、取材などは控えてほしい、としている。

同医院関係者によると、穗芬さんは事故後、心臓が正常に機能していたほかは、肝臓、腎臓、すい臓、腸管などの損傷がひどく、脊椎も断裂し、予断を許さない状況だったという。ただ、1度だけ意識をとりもどし、テレビを視たり、医師と簡単な筆談をしたりしたことがあったという。

穗芬さんは1938年8月6日に上海市で生まれ、17歳のとき台湾で客室乗務員を経験し、米国に移住後に在上海米国領事館の領事、在フランス米国大使館の商務参事官などを歴任。公職を退いた後は香港でコンサルタント会社を設立し、米国、上海、香港を頻繁に往来していたという。(翻訳・編集/津野尾)

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