粉ミルクの売り切れ続く、中国本土客の買い占めが原因―香港

Record China    2011年1月30日(日) 13時32分

拡大

28日、香港で粉ミルクの売り切れが続いている。原因は中国本土客や個人輸入業者による買い占め。香港の一部の親からは粉ミルク持ち出しに輸出関税をかけるべきとの声が上がっている。写真は香港のスーパー。

(1 / 4 枚)

2011年1月28日、香港では一部ブランドの粉ミルクの売り切れが続いている。原因は中国本土客や個人輸入業者による買い占め。香港の一部の親からは粉ミルク持ち出しに輸出関税をかけるべきとの声が上がっている。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

人民元レートと物価の上昇を受け、すでに一部商品は中国本土よりも香港のほうが安い状況になっている。昨年末には香港に隣接する広東省の住民が日帰り買い物ツアーに出かけているとのニュースが報じられた。

こうした状況が続く中、香港の粉ミルクが売り切れになる事態が続いている。メラミン汚染粉ミルク事件の影響もあり、中国本土では信頼性が高い海外ブランドの粉ミルクが人気だ。品切れが続く中、一部粉ミルクブランドは今月より卸価格を20〜30%引き上げたが、売り切れの状況は変わらない。

ある店舗では「お一人様3点まで」などの販売規制を実施している。必需品の粉ミルクがなくなった現地の親たちは頭を痛め、香港政府に粉ミルク持ち出しに関税をかけるべきと提言している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携