「中国+米国=南北対話」、米中の良好な関係が南北対話を促す―韓国紙

Record China    2011年1月29日(土) 12時46分

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24日、韓国紙は「中国+米国=南北対話」と題した記事を掲載した。写真は北朝鮮の朝鮮人民軍兵士。

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2011年1月24日、韓国紙・中央日報は「中国+米国=南北対話」と題した記事を掲載した。27日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

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先日行われた米中首脳会談で、両国はともに朝鮮半島の対話と非核化を呼び掛けた。その後、北朝鮮はまるで「待ってました」とばかりに南北高官級軍事会談を提案、韓国側もこれを受け入れた。歴史的に見て、米中首脳が朝鮮半島問題に対して合意に達することと南北対話が進展することには深い関わりがある。

1972年2月、当時のニクソン米大統領が訪中し、米中関係は関係改善を果たした。中国は当時、ソ連の脅威を大きく感じており、「中国の敵の敵は友人かもしれない」と考えたのだ。その年の7月、北朝鮮と韓国も対話を行い、共同声明を発表している。

2000年には当時のクリントン大統領が中国と互恵関係を維持するべきだと主張したが、ちょうどその頃、韓国の金大中(キム・デジュン)大統領が太陽政策を打ち出し、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記と初の南北首脳会談を実現させ、南北共同宣言に署名した。

ブッシュ大統領時代は北朝鮮を「悪の枢軸」と称し、米朝関係は悪化、南北関係もこう着状態が続いていたが、2006年の中間選挙で共和党が惨敗すると、中国が「責任ある利害関係者」であることを認め、北朝鮮への態度も軟化した。当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金総書記は2007年に首脳会談を開き、南北関係発展と平和繁栄へ向けた宣言に署名している。

こうした事実を踏まえ、我々は覚えておかなければならない。米中関係が良好なら、南北対話も進展する。極めて重要なチャンスは再びやって来た。(翻訳・編集/NN)

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