<アカデミー賞>中国・台湾からの出品3作は落選、制作側は「想定内だった」―米国

Record China    2011年1月25日(火) 14時10分

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21日、アカデミー賞外国語映画賞のノミネート最終候補となる9作品がこのほど発表され、メキシコの「ビューティフル」、日本の「告白」などが選ばれた。中国の「アフターショック」、「歳月神倫」、台湾の「モンガに散る」は全て落選した。写真は「アフターショック」。

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2011年1月21日、第83回アカデミー賞外国語映画賞のノミネート最終候補となる9作品がこのほど米映画芸術科学アカデミーから発表され、メキシコの「ビューティフル(Biutiful)」、日本の「告白」などが選ばれた。中国の「アフターショック(唐山大地震)」、「歳月神倫」、台湾の「モンガに散る」は全て「散って」しまった。22日付で舜網が伝えた。

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01年に台湾のアン・リー(李安)監督が「グリーン・ディスティニー(臥虎藏龍)」で同賞を獲得後、中国語映画のオスカー熱は冷めやらぬ状態だが、以降はチャン・イーモウ(張芸謀)監督の「HERO」がノミネートした以外、チェン・カイコー(陳凱歌)監督の「PROMISE 無極」やフォン・シャオガン(馮小剛)監督の「女帝[エンペラー]」もことごとく落選している。

中国語作品がノミネートから外れたことについて、中国の映画製作・配給会社Huayi Brothers Media(華誼兄弟伝媒)の関係者が明かしたところによると、フォン・シャオガン監督は出品作選定当初から、「『アフターショック』は中国人向けのものでアカデミー賞には向かないタイプの映画。出品しても賞は取れないだろうから、出品しない方がいい。この賞に運の良し悪しは存在しない」と言っていた。そのため、落選には心の準備ができていたようだ。(翻訳・編集/中原)

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